July 12, 2013

バイク用インカム B+COM SB4X レビュー【使ってみた編】


長らくお待たせしました。
B+COM SB4X レビュー【使ってみた編】です。
前回の【開封編】はこちら。

さて、一緒に買った友人とツーリングで何回か使ってみましたが…
結論から言うと、これは買いですよ奥さん!!

あると無いとでは、これはもう全然違います。
551のあるとき!無いとき…くらい違います。おっとこれは関西限定か

何人かでツーリングに行くとします。
B+COMが無い従来だとせっかく休み合わせて久々に会うのに喋りたいことも多々あるでしょう、しかしいざツーリング出発すると… もちろん乗るバイクは別々なので話せないし、すごい孤独感。沈黙ライダー。
話せるのは信号待ち(しかも大声で)か休憩時くらい。信号待ちなんかは時間も限られてるのでせわしないし。

でもB+COMがあるとき!
本当に普通に会話できます。
始めて使ったときは、あまりに普通に会話できて感動しましたもの。こんな手のひらサイズの機器で?Bluetooth接続で?文明すげぇなと。
マイクとヘッドホンで話しているので声の距離感は、車の助手席・運転席以上に近く感じます。実際には数十、数百メートル離れているのですけど。

ツーリング時に便利な点を上げると、
・ちょっとトイレ休憩したい、ガソリン無くなりそう、寒くなってきた服着込みたい… など、少し停車したいときに、その旨を伝えることができます。体力が奪われて疲労してくると事故のもとになるので安全面でも良い。

・普通、道を知っている者もしくはバイクにナビを付けてる人が先頭を走り、道案内しますが、声でもルートを案内できるようになるのでより分かりやすくなります。
「目的地まであと〇〇kmほど」「あと100m、△△交差点を右折」など。
峠など道が荒れてると、「砂浮いてるから気をつけて」「路面濡れてて滑るぞ」とか、注意を伝えることができるのもいいですね。

・ツーリングあるある→ 信号で途切れてはぐれる。
こんなときも、後続が信号で止まってるかどうか聞いて確認できます。これが本当に便利。

・会話してると眠気軽減。(でも休憩するのが一番)

・なんかオレたちインカム付けてカッコよくね…?(優越感)

・優越感も手伝ってか、何より会話が楽しい。
てな具合です。

【所感】
音質は十分クリアに聞こえます。まあ舌が回ってなかったり、ボソボソ喋ると聞き返されますが。
ただ市街地ではいろんな電波が飛んでて干渉するのか多少のノイズが入ることが多かったです。
渋滞気味のとき、車数台挟んでもノイズが入ってしまうときもありました。
ちなみに、通信距離の限界に達してくると、弦楽器を適当に弾いたようなベロンベロンという音が鳴ります。

電池の持ちは、丸1日持つように出来ています。
朝6時から出発し、夜10時までのツーリングでほぼ1日接続しっぱなしでしたが、電池が切れること無く会話を届けてくれました。すばらしい。

B+COM本体の操作性も良くできています。
グローブを付けていても押しやすい大きめのボタンや音量ジョグスイッチ。
ペアリングに関しては、B+COM3台接続するときに少し戸惑いましたが適当にやってたら繋がりましたw 説明書をよく読んでいないのでちゃんと読みましょう俺。2台だけの接続は簡単にできます。

マイクは、ジェットヘルメットに使うアーム型と、フルフェイスに使うケーブル型の2種類が付属しています。
バイクから降りてヘルメットを置いておくとき、ヘルメットからB+COMの外しやすさで言うと断然アーム型マイクです。
ケーブル型はヘルメットの内装に埋め込むため、着脱がしにくくなります。
声の通りやすさで言うと口に近いケーブル型マイクなのですが、アームマイクでも風切り音が入らないようにだけ気をつければ問題なく使用出来ます。

また、ツーリング以外で会話無しの1人で使うときは、もっぱらスマホからBluetoothで飛ばしての音楽再生に使いますが、アーム型マイクの方が簡単に外せて便利です。
ジェットヘルメットでアーム型マイクの方が相性が良いと言えるでしょう。

今のところ欠点らしい欠点は無いです。
強いて言えば値段が高いくらいですが、それだけの価値はあると思います。
若い人だと免許取ってバイク買ってヘルメットや諸々のバイク用品買うのに精一杯で、B+COMまで買い揃えるまでなかなか行かないとは思いますが、会話できるようになるのはツーリングがとても楽しくなるのでお薦めです。
リッチなダディは間違いなく買いでしょう。

長々と書きましたが、購入の参考になれば幸いです。
また思うことあれば加筆・訂正しようかと思います。

冬になったら、スノボにも使ってみようかな…。(破損フラグ

No comments:

Post a Comment